年賀状甲子園2011年概要

navi_shadow.gif

審査員・イラストレーター・渡部政人氏

渡部政人氏の横顔

芦屋在住、プラスワン代表の渡部政人氏は建築の外観や内装をコンピュータグラフィックで描く建築パースをメインとして活躍後、興味のあった風景画やイラストやキャラクター作りも同時に行っており、各種イベントや大会のマスコットキャラクターなども手掛けています。アジア冬季競技大会青森2003に氏のキャラクターが採用されるなど、数々の受賞歴もあります。
その他、水彩画入門書やパーステクニック等のテクニック書籍の執筆にも参加するなど、キャリアも長く、さらに幅広く多彩に活躍中です。豊富なキャリアのあるイラストレーターE-SPACE会員です。

審査員からのコメント[総評]

全体的な印象としては、発想段階で試行錯誤し時間と労力を費やした事が作品を見るとよく分かりますが、意図したものがストレートに伝わって来る作品が少なかった様に感じます。課題点を上げるとすれば

1.もう少しシンプルに考える事。
ひとつひとつの素材は良いのだが数が多すぎる為、意図が伝わりにくくなっているので、主役と脇役を明確にする事。例えば形状での差別化(大小)、色の差別化(彩度、明度)など
2、空白を上手に使う事
空白を上手く使う事でキレのある作品が生まれます。意味ある空間(空白)をマスターしましょう。寂しさと背中合わせの大胆な手法ですが、うまくレイアウト出来れば洗練された作品になります。
3、表現力を磨く事
様々な要素が含まれますが、今の時点では経験も少なく、技術を吸収する時間も限られているので、仕方がありませんが将来絵の道を志すのであれば、日々の訓練がとても大事になります。よい作品を作るには「まず自分が楽しむ事」これにつきます。

審査員・イラストレーター・しみずひろみ氏

しみずひろみ氏の横顔

しみずひろみ氏は岐阜県在住のイラストレータです。書籍の装丁や雑誌広告印刷物などを中心に多方面に活躍されています。特に学校教科書や学習参考書、ドリルなど、子供向けのイラストや動物のイラストに定評があり、何とも言えない味わいのある独特の可愛いキャラクターを描かれています。最近は月刊誌の表紙を飾るキャラクターも手掛けており、書店などで見かける事もあります。今後ますます活躍が期待される熟練のイラストレーターです。

審査員からのコメント[総評]

今回初めて評価をさせていただくにあたって、大変面白く拝見させて頂きました。高校生くらいの年齢だとどんなものがあがってくるのだろう?私自身、同じ年齢だった時はどんなだったろうか?など考えながら見させて頂きました。技術的なことはこれから沢山描いて、いいものを沢山見ていくことで力がついてくるものだと思います。もちろん技術があり、絵が上手いにこしたことはありませんが、それが全てではないです。なのでアイデアや作品から受けるエネルギーの有無。作者の思いの表し方などがきっちり伝わってくれば評価しました。あとは描くことが好き、作ることが好き、という思いがとても大切だと思いますので、どんどんいろんな作品作りに取り組んでいってください。